「ありがとう」たった一言で環境が変わる

ひで武士11期のTさんは、このゼミの講義で「ありがとう」の大切さに気付いた。以下、そのTさんのレポートです。

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仕事や仕事以外のことでも、必ず他の人との関りがあります。しかし、一人でやっているような気になり、周りの人に感謝をするということがほとんどなかったと思います。

「ありがとう」と言わないがため、周りから差し伸べられた手に気が付かず、手を払ってしまっていたのだと思います。自分に都合の良い所だけ受け取って、それに対しても当たり前だと考えていたのだと思います。

よく「近寄りがたいと雰囲気だ」といわれますが、これも自分で作り出していたということが分かりました。

「ありがとう」
照れもあり「サンキュー」などと言ったりしますが、少しずつ言えるようになってきました。すると、以前はぶつかってきていた部下も、なぜか反発をせず、話を聞いてくれるようになりました。

「ありがとう」。このたった一言で環境が変わるのだと実感しています。

今までに失くしてしまったものを、まずはこの一言「ありがとう」から再構築していくことが、今、自分がやるべきことだと思います。

祖父母はもう亡くなって、この世にはいません。でも、今度実家に帰ったときには、仏壇の前で「ありがとう」と伝えたいです。
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Tさんは、たった一言を学んだだけなのに、とても多くの関係を改善することに成功するだろう。顔つきも声色も変わってきた。今度変えるのは人生だ。

11月21日の卒業発表が楽しみになってきた。