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正直で、素直で、真剣にさせる何かがある

スタートからかなり斜に構えていたⅯさん。
講義中の態度も発表内容も常に少し反抗的。
講義中は、私と目を合わせない。メモも取らない。
発表は、意図的にプログラムの意図するところを外してくる。
仲間に対するフィードバックも、私の裏を取ってくるような発言をする。

そんなⅯさんが、五回目の講義で「私の履歴」を発表した。
「私の履歴」とは、自分史のようなもの。自分の過去を語ること。

初めての就職のこと、ご両親のこと、自分の病気のこと、転職のこと、結婚のこ と、お父様の他界のこと、奥さんの口癖のこと・・・。
今までのⅯさんからは考えられない程、正直で素直な発表だった。

何が変わったのか?何がそうさせたのか?
皆、そう思ったに違いない。

しかし、そうさせたのは参加している君たちゼミ生だ。
君たち、皆がそうさせた。君たち、皆の真剣さがそうさせた。
一つになった部屋の空気がそうさせた。

そう、この武士道ゼミには、人を正直で、素直で、真剣にさせる何かがある。
そして、それは一人でできるものではない。

誰も意識していない。誰もコントロールしていない。
ただただ全員が、目の前の仲間に真剣になることで生まれる。

一体感。

15期の卒業も楽しみになってきた。

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本日も、小生の拙文にお目通し頂き、誠にありがとうございます。

ひでさんの履歴
社長の「二男」として誕生 ⇒ 5歳 兄他界で「長男」として生きる ⇒ 25歳母他界 ⇒ 27歳 父急逝 ⇒ 一週間後に「結婚式」 ⇒ 28歳 「融手」の始末 ⇒ 30歳 V字回復 ⇒ 42歳 多角化 ⇒ 57歳 実業引退・人生コーチ 今のひでさん

「教育」というモチーフを、自分に「正直」に生きることで、一番欲しかった
「一体感」を受け取れる。

それがひでさんの人生。

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