親は偉大です
6月22日㈯、「ひでさんゼミナール 幹部のための武士道」6期が卒業を迎える。
その日に向かって、11名のゼミ生たちとのメールのやり取りが続く。
美容関係の仕事をするTさん。高校生の時、御両親が離婚された。
Tさんは、お母さんと一緒に、お父さんはお一人で暮らすことに。
その時、Tさんは、「お父さん、一人で可哀そう」と思っていたとのこと。
しかし、お父さんにアプローチすることもなく23年の時が流れた。
「その時のお父さんはどんな気持ちだったのだろう?」
私はこう問い掛けてみた。
Tさん:寂しかったと思います。私も考えると寂しくなるので向き合おうとしてませんでした。
ひでさん:今からでもできることはあるよね?
Tさん:沢山あります。逃げてますね、私。
その後、Tさんからゼミ生の皆にこんな報告が上がる。
父に「あの時はごめんなさい」と伝えました。そしたら、「俺こそなにもしてあげられなくて申し訳ない」と言われました。
でも、お父さん、とてもうれしそうでした。
私は悲しくないのに泣いてしまい、気持ちを伝えられた喜びと申し訳ない気持ちが湧いてきました。親は偉大です。
卒業に向けて6期生とのやり取りは今日も続く。
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本日も、小生の拙文にお目通し頂き、誠にありがとうございます。
ひでさんの履歴
社長の「二男」として誕生 ⇒ 5歳 兄他界で「長男」として生きる ⇒ 25歳
母他界 ⇒ 27歳 父急逝 ⇒ 一週間後に「結婚式」 ⇒ 28歳 「融手」の始末 ⇒ 30歳 V字回復 ⇒ 42歳 多角化 ⇒ 57歳 実業引退・人生コーチ 今のひでさん
「教育」というモチーフを、自分に「正直」に生きることで、一番欲しかった
「一体感」を受け取れる。
それがひでさんの人生。