「未来」から見ると答えが出る
6月22日㈯、ひでさんゼミナール「幹部のための武士道」6期が卒業する。
そこに向けて、毎日多くのやり取りが続く。
今回は、看板制作を手掛ける会社のTくんの話し。
「いつも自分を一番に考えるように、プログラムされている感じです。
ですが、『だったら自分で変えられるよね!』と言われると難しいです」
そう先手を打ってくるセミナー慣れしたTくん。
そこで、私はこう聞いてみた。
「今、Tくんが仮に亡くなったとしましょう。
Tくんのお墓に一行だけ『○○を一番に考えた人』と書くことができます。
但し、本人が決めることはできません。遺された人達が、本当のことを後世に
残すために話し合って決めます。きっとTくんのお墓にはこう書かれますよね。
『自分のことを一番に考えた人』と。
Tくんは、そういう一行が残る人生をこれからも歩み続けますか?」と。
すると、Tくんはこう答えてきた。
「そんな人生は嫌です。『相手の事を一番に考えた人』と書かれたいです」と。
「今」を見ていても本音は出ないが、「未来」から見ると答えが出る。
さて、Tくんの「未来」に向けた「今」からの行動は変わって来るのだろうか。
6期生とのやり取りは今日続く。
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本日も、小生の拙文にお目通し頂き、誠にありがとうございます。
ひでさんの履歴
社長の「二男」として誕生 ⇒ 5歳 兄他界で「長男」として生きる ⇒ 25歳 母他界 ⇒ 27歳 父急逝 ⇒ 一週間後に「結婚式」 ⇒ 28歳 「融手」の始末 ⇒ 30歳 V字回復 ⇒ 42歳 多角化 ⇒ 57歳 実業引退 ⇒ 人生コーチ 今のひでさん
「教育」というモチーフを、自分に「正直」に生きることで、一番欲しかった「一体感」を
受け取る。それがひでさんの人生。