卒業生たちの誇りを守るために
武士道ゼミ、サポーターの一人から電話が入る。
「今日のミーティングで、ゼミ生と言い合いになってしまって。申し訳ありませ ん・・・」
私は事情を聞いて、こう伝えた。
「それだけ、この武士道ゼミを大事にしてくれているんだよね。そして、このゼミを卒業していった卒業生たちの誇りを守ってくれたんだよね。言い合いになったのは、 その卒業生たちの誇りを守るためだったんだよ」
「口論をした自分の動機が解りました。ひでさんに電話してよかったです」
私こそ、電話をもらって嬉しかった。
こんなに、このゼミを愛してくれているんだと。
そんなに、卒業生たちのことを思ってくれていたんだと。
15期の卒業まであと一か月足らず。
サポーターの人たちと協力し、一人でも多くのゼミ生たちと手をつないで、彼らの“人生本番のステージ”への最後のカーブを曲がり切ろう。