私の自慢の両親です
幼い頃から両親との喧嘩が絶えなかった。
自分の意見を聞いてくれない。両親が自分の考えを否定する。
だから、暴言を吐き、物を壊し、思いっきり意思表示をした。
しかし、結局、両親の言う通りにしてきた。
そんな彼に、ひでさんは、こう伝えた。
「でも、君はお父さん半分、お母さん半分でできているんだよ。
ご両親を悪く言うことは、自分を悪く言うことなんだよ」と。
すると、
「そんなことはない。僕は、両親以外からも沢山のものをもらってきた」
と。
「では、そうやって、沢山のことを受け取れる土壌や環境は誰からもらったの?」とひでさん。
こんなやり取りで、彼は徐々に気が付いていった。
「全ては両親のお陰。その後ろ姿からたくさんのことを学んできた。私の両親 は、私の自慢の両親です」と。
武士道15期の卒業まで、あと二週間。
最後の最後までゼミ生達の心をを磨き上げる。
それが、ひでさんの“志事”。
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本日も、小生の拙文にお目通し頂き、誠にありがとうございます。
ひでさんの履歴
社長の「二男」として誕生 ⇒ 5歳 兄他界で「長男」として生きる ⇒ 25歳母他界 ⇒ 27歳 父急逝 ⇒ 一週間後に「結婚式」 ⇒ 28歳 「融手」の始末 ⇒ 30歳 V字回復 ⇒ 42歳 多角化 ⇒ 57歳 実業引退・人生コーチ 今のひでさん
「教育」というモチーフを、自分に「正直」に生きることで、一番欲しかった
「一体感」を受け取れる。
それがひでさんの人生。