「常識を変える」経験に
今年3月に石垣島へ、そして、この8月には高山へ「ワーケーション」に出かけた。
「ワーケーション」とは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地でテレワークを活用し、働きながら休暇をとる過ごし方だとか。
午前中は観光へ、そしてランチを済ませてホテルに入る。
30分ほど昼寝をして、シャワーか温泉へ。すっきり目が覚めたところで仕事に向かう。
予め、ワ―ケーション中に仕上げたい仕事を決めていくので、迷いなく仕事に迎える。迷いがないと、その仕事に集中できる。邪魔も雑音もほぼ入らないので仕事が捗る。
考え事をしながら、窓の外に目を移せば、そこには宿自慢の景色が横たわる。その景色を見ていると、考えがまとまる。
「人は見ているものに似てくる」というのはこういうことか。
夕暮れになれば、入浴、食事、リラックスタイム。
朝はシャワーか温泉から始まる。
条件が変われば、気分が変わる。気分が変われば、行動が変わる。行動が変われば、結果が変わる。
行く前は、「一人で観光なんて考えられない」私だった。しかし、今は、「年に何度かはいいな」そう思っている。
「条件を変えた」経験が、自分の「常識を変える」経験になった。