背中を押してもらうためにここに来た
「目が悪く牛乳瓶の底のようなメガネをしている妹を友人がからかった。本当は妹を助けたかったが、恥ずかしさから、私も一緒になってからかった。今でも妹に『ごめんなさい』が言えていない。そのことが、大人になった今でも胸を苦しめる。
とは武士道ゼミ16期のRちゃん。
「今も謝れていなの?」とひでさん。
「謝れていないです。電話になってしまいますが謝ります」と意を決したRちゃん。
その後、Rちゃんから報告のメールが届いた。
謝ることができて本当によかったです。
「ごめんなさい」と素直に妹に言ったのは初めてかもしれません。
「覚えてないけど、許してあげる」と妹に言われた時、妹に抱きしめられているような感覚になりました。
ひでさん、背中を押してくれて本当にありがとうございました。
誰かに背中を押されないとできないことは誰にでもある。
言い換えれば、背中を押してもらうためにここに来たのだろう。
「妹に抱きしめてもらってるような感覚」
これを言葉にして私に伝えたRちゃんの感性と勇気に敬服した。
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本日も、小生の拙文にお目通し頂き、誠にありがとうございます。
ひでさんの履歴
社長の「二男」として誕生 ⇒ 5歳 兄他界で「長男」として生きる ⇒ 25歳母他界 ⇒ 27歳 父急逝 ⇒ 一週間後に「結婚式」 ⇒ 28歳 「融手」の始末 ⇒ 30歳 V字回復 ⇒ 42歳 多角化 ⇒ 57歳 実業引退・人生コーチ 今のひでさん
「教育」というモチーフを、自分に「正直」に生きることで、一番欲しかった
「一体感」を受け取れる。
それがひでさんの人生。