仕事で、両親に、社会に恩返しを

武士道ゼミ生のKさん、先週土曜日に卒業発表を終えた。
作文を読みながら、大粒の涙、涙、涙。終始、声を詰まらせながらの発表だった。
そんなKさん、高校生時代、とにかくヤンチャ、自分勝手な解釈、行動をし、ご両親に迷惑を掛けてきた。
そのせいもあってかお母さんは病に倒れる。「自分のせいだ」。手術後、お母さんの手を握ると、お母さんは強く握り返してくれた。あの時の感触は今でも忘れないと言う。
彼の仕事は、結婚式のカメラマン。何度も、やめようと思ったらしいが、やめなかった。正しくはやめられなかったと言う。
そして、このゼミで学ぶことで、「なぜこの仕事を続けてきたか」という理由に気づいた。
結婚式は「人の心を、人生を豊かにする」。その結婚式を手伝うことで、両親に、社会に恩返しをしているということに。
Kさんは、恐らくもう二度とこの仕事をやめようとは思わないだろう。
初心を忘れず、感謝を忘れず、人の心を、人生を豊かにしていってほしいと思った卒業発表だった。